小説「下町ロケット2 ガウディ計画」

下町ロケット2 ガウディ計画(単行本)

2015年10月3日から朝日新聞で始まった池井戸潤の連載小説。直木賞を受賞した前作「下町ロケット」の続編。

2015年11月5日には小学館から単行本も刊行。単行本は四六判・378ページと新聞連載の2倍近い分量で、新聞連載に収めきれなかった背景を補い、物語をより深く、より詳しく知ることができる。

また同時期に放送中のTBSドラマ版「下町ロケット」の後半5話の原作でもあり、朝日新聞、TBS、小学館がコラボする異例の試みも話題になっている。

あらすじ

ロケットエンジンのバルブシステムの開発により、倒産の危機を切り抜けてから数年――。
大田区の町工場・佃製作所は、またしてもピンチに陥っていた。
量産を約束したはずの取引は試作品段階で打ち切られ、ロケットエンジンの開発では、NASA出身の社長が率いるライバル企業とのコンペの話が持ち上がる。
そんな時、社長・佃航平の元にかつての部下から、ある医療機器の開発依頼が持ち込まれた。
「ガウディ」と呼ばれるその医療機器が完成すれば、多くの心臓病患者を救うことができるという。
しかし、実用化まで長い時間と多大なコストを要する医療機器の開発は、中小企業である佃製作所にとってあまりにもリスクが大きい。苦悩の末に佃が出した決断は・・・・・・。
医療界に蔓延る様々な問題点や、地位や名誉に群がる者たちの妨害が立ち塞がるなか、佃製作所の新たな挑戦が始まった。

関連

放映中のドラマ6話以降の原作となる同書に対して、池井戸は「ドラマもあるから、『下町ロケット2』は20日で書きましたよ(笑)」と語った裏話もある。

ドラマ6話以降の原作『下町ロケット2 ガウディ計画』発売! 池井戸潤「ドラマもあるから、20日で書いた(笑)」 | マイナビニュース

TBSドラマ「下町ロケット」が18日夜、スタートする。直木賞受賞作『下町ロケット』と朝日新聞で連載中の「下町ロケット2 ガウディ計画」を原作とし、ものづくりの本質に迫る感動のドラマと前評判も高い。放映を前に、原作者の池井戸潤さんと主演の阿部寛さんが「下町ロケット」の世界を語り合った。作家・俳優と職業は違っていても、2人の作品を作り出していく姿勢は重なっている。

池井戸潤さん×阿部寛さん「下町ロケット」の世界を語る:朝日新聞デジタル

公式動画