小説「下町ロケット」

下町ロケット(小学館文庫)

2008年4月18日号から2009年5月22日号まで小学館「週刊ポスト」に掲載された、池井戸潤による連載小説。

2010年11月24日に小学館より単行本が刊行され、2013年12月21日には同じく小学館より文庫版が刊行された。

2011年に「第145回 直木三十五賞」を受賞。「第24回 山本周五郎賞」の候補に選出される。

あらすじ

研究者の道をあきらめ、家業の町工場・佃製作所を継いだ佃航平は、製品開発で業績を伸ばしていた。そんなある日、商売敵の大手メーカーから理不尽な特許侵害で訴えられる。
圧倒的な形勢不利の中で取引先を失い、資金繰りに窮する佃製作所。創業以来のピンチに、国産ロケットを開発する巨大企業・帝国重工が、佃製作所が有するある部品の特許技術に食指を伸ばしてきた。
特許を売れば窮地を脱することができる。だが、その技術には、佃の夢が詰まっていた――。

直木賞受賞時の著者コメント

町工場と大企業の、特許をめぐる攻防を書きました。
どこにでもいる普通のサラリーマンたちが活躍する物語です。
ハラハラドキドキして、泣いて笑って、そして感動できる――。
そんな小説を目指しました。
「ああ、おもしろかった」と本を閉じてくれたら、
作者としてこんな嬉しいことはありません。